こんにちは！
静岡県掛川市を中心に、警備員や列車見張り員の業務を営んでいるグランレックス株式会社です。
本記事をお読みの方の中には、これから警備業界にご転職・ご就職される方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、警備業界の豆知識として列車見張員支援システムのご紹介をいたします。
業界に飛び込む前に知っておきましょう！
列車見張員支援システムとは
列車見張員支援システムとは、JR東海が用いている、保守点検作業を行う列車見張り員に対して列車の接近を伝達するシステムのことです。
このシステムによって、列車見張り員が列車の接近に応じて線路外へ退避でき、安全を確保できます。
携帯型の端末に列車のダイヤが自動表示され、また作業位置と列車の位置関係を把握できることが列車見張員支援システムの仕組みです。
列車見張員支援システムの歴史
2019年に、列車見張員支援システムの改良が発表されました。
これまでは紙のダイヤが用いられており、ダイヤの変更があれば、列車見張員が確認をし、手書きで修正をしていたのです。
加えて、列車の位置関係も、駅構内または駅間しか表示されておらず、作業場所と列車との位置関係がわかりにくいものでした。
しかし、2019年の改良によって、これらが大幅に改善されたのです。
さらに、列車退避時の伝達用の子機も実装されました。
子機の実装によって、これまで声かけで行っていた列車退避時の伝達が声がけに加えて子機の振動でも伝わるようになりました。
声がけだけでは周りの騒音で指示が伝えづらいこともあり、伝達不足が懸念されていましたが、子機の実装によって伝達不足が解消されたといえるでしょう。
システムの改良は2021年に行われており、現場では改良されたシステムが導入されています。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
